2.25.2008

きれい



私はこの写真がとても好きなんです。自分の写真だけど自分でみていてもどきどきします。駅前のロータリーの写真なんですがきらきらしていてきれいだなぁって。そしてこの形が愛らしいなぁって。

光によっていろんなものがきれいに見えます。この前も道を歩いていてちょっとつぶれたトマトが落ちていました。それがとてもきれいだったんです。



たくさんのきれいなものを日々見つけたいです。

2.06.2008

アート&アート


先週に原美術館に行ってきました。今やっている展示がピピロッティ•リストというアーティストの映像インスタレーション(?)。今まで映像アートでいいな!と思えるものはなかったのですが、彼女のはとてもおもしろかったです。映像の見せ方にも工夫がされていてただ映像を見るのではなく参加しながら見る感じがありました。部屋の木の床一面に映像を映したり、椅子の座る部分に映像を映してその椅子に座ると自分のもも部分に映像が映るものや、床に手のひらよりも小さい穴をあけてそこから映像が見えたりなどなど。とにかくおもしろかった。私のお気に入りは大きな木の枝にいろんな透明や白いプラスチック容器(ペットボトルなど)を吊り下げてそれに映像を投影して光を反射させたインスタレーション。説明が下手で伝わらないのが残念ですがとにかくきれいだったんです。ユーモアと知性の感じられる展示会でした。私も彼女のような作品ではないですがユーモアと知性のある写真を撮りたいと思いました。


そしておとといはイラストレーターの鈴木里江さんの個展のオープニングに行ってきました。彼女の絵もまたユーモアと知性が感じられるもので私はファンなんです。今回の個展は彼女が『装画を描くコンペティション』に応募し、なんとグランプリを取ったから行われる事になったのです。上の絵が赤ずきんをテーマにして描いたものでグランプリをとったものです。彼女の個展のテーマはグリム童話で作品ひとつひとつが色々な童話からインスピレーションをうけて描いたものだそうです。素敵でした。今週までなので是非行ってください。青山のほうのギャラリーハウスMAYAでやっています。

そして、今回私は彼女の絵をひとつ買いました。絵を買うなんて初めてでとてもドキドキする経験でした。世界にひとつしかない絵が私のものになるなんてすごい贅沢なことだなって思います。作品って重みがあるんだなって、大事にしようって思います。そして自分も作品を売るということやだれかが買うということについて考えさせられました。

それにしてもアートはいいですね。
次は森美術館のUBSアートコレクションに行く予定です。