
彼女が弾くフォルテピアノとは、千絵さんの言葉を借りると、現代のピアノのご先祖様。神童モーツァルトやピアノの詩人ショパンの使っていたピアノです。音の響きも柔らかく、持続が短いそうです。見た目もグランドピアノに比べ小さく、木でできていて、とてもかわいらしいピアノなのです。
先日、千絵さんのリハーサルを撮影しに行ったのですが、私はリハを聴き、とても感動しました。
リハの後、話していたのが「分かる」ものではなく「感じる」ものをということ。クラシックは普段あまり聴かないので、それこそ「わからない」分野。でもこの日、千絵さんのピアノになにかを感じたのは確かでした。そしてもうひとつ印象に残った話が、人がどう受け止めるかはコントロールできないということ。結局は自分が精一杯やって、言い訳のない、潔い状態にするだけなのです。
私もなにかを「感じる」潔い写真を撮っていきたいです。
千絵さんはオランダ在住なのですが、12月にまた来日するので聴きにいけるかたは是非!
http://www.chiehirai.com/
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